こんにちはpikayoshi72です。
本日紹介します内容は2011年4月発行の「建設物価」建築資材情報・別冊で、国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されるデータベースシステム「NETIS」の登録資材・工法紹介について紹介されたもので、当社の登録工法である「CDFシステム」を2回に分けお送りします。 今回はその第1回、「NETISとは」から「CDFシステムの概要」までをご紹介します。 NETISとは 国土交通省が、新技術活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として、新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)を整備したものです。NETISは、国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されるデータベースシステムです。 当社では「CDFシステム(落書き・張紙防止対策技術)」をNETISに新技術・新工法として登録させていただきました。 それでは「CDFシステム」を紹介させて頂きます。 【はじめに】 「CDFシステム」は、繁華街を中心とした建築外壁、歩道側壁、鉄道の架道橋、地下道や公衆便所などの建造物に落書き・貼り紙の被害が多発常態化しているなかで、落書き・貼り紙をしない、させないための事前防止対策を軸に、再度の落書き・貼り紙を抑止し、壁に落書きや貼り紙をされても容易に消去、除去が出来ることを目的に開発された技術で、ニチエー吉田(株)とJR東日本が共同開発した新技術である。 【落書き・貼り紙対策の現状】 建造物表面の落書きの多くは、手の届く範囲内に書かれていることが多い。人目に晒されることのない深夜などに短時間で行われるとされ、貼り紙についても強固な付着力を持つ糊を使用し容易に剥がすことが出来ないものが多い。こうしたなか従来から地方自治体主導による消去・除去作業の推進が図られ、地域住民、塗料メーカーやボランティア団体の奉仕活動などによって消去・除去作業が行われている。落書き消去作業の殆どは表面を塗装隠蔽する方法によるもので、その人的負担と消去に要する多量の塗料等の調達には、厳しい経済情勢と相まって対応が困難になりつつあるのが現状である。 【CDFシステムの概要】 「CDFシステム」は、落書き・貼り紙の現状を踏まえて、従来より繰り返し行われてきた落書き消去方法や貼り紙除去方法を根本的に変えるもので、新たに予防的要素を取り入れた新技術である。 1.落書きし難い機能 2.落書きされたとしても簡単に除去が可能 3.強固に付着した貼り紙も容易に剥がすことが可能 4.糊などの残存物がなく、繰り返しの落書き・貼り紙に対し長期にわたり抑制防止機能を合わせもつ。 以上の抑制防止機能を有した「CDFシステム」は恒久型 落書き・貼り紙対策システムで構成されている。 当システムの適用範囲はコンクリート建造物にだけに限らず、レンガ、シャッター、スチールやプラスチックにも施工が可能で且つ低コストである。 次回は、最終回「CDFシステム(落書き・貼紙防止対策技術」の「CDFシステムの工程」から 「CDFシステムの展望」までをご紹介します。 京都大のチームがマウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)、ES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)それぞれの万能細胞から精子をつくり出すことに成功したそうです。その精子を使って受精、出産にも成功。万能細胞からつくった精子について、生殖細胞としての働きを確認することができたのは初めてという。8月5日の米科学誌セル電子版に掲載されました。すごいですね!!科学の世界は! それでは次回をお楽しみに! 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ! #
by pikayoshi72
| 2011-08-08 07:00
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こんにちはpikayoshi72です。
本日紹介します内容は2011年7月15日発行の建築仕上技術7月号で、特集:打放しコンクリートの保護・仕上材料最新動向と題して「省エネ対応型打放しコンクリート再生工法」を2回に分けお送りします。 今回はその最終回、「4.打放しコンクリートEcoシステムの流れ」から「5.おわりに」をご紹介します。 5.おわりに 経年劣化した打放しコンクリートの再生技術として、40年余りの実績を重ねてきた打放しコンクリート若返りシステム(吉田工法)は、今日までタブーとされてきた打放しコンクリートの外断熱機能を付与し、しかもセルフクリーニング機能まで具備した新技術である。 打放しコンクリート表面を外断熱で覆うことは意匠性を喪失し、今まで全く考えられないこととされていた。打放しコンクリートのその多くは建物の内側に適用される内断熱工法で、断熱材側の躯体温度が外気と同じになり躯体内は高湿度になり結露状態ができやすく、湿度90%以上ではカビを発生させ、カビを餌とするダニの繁殖にも繋がるとされている。この躯体内高湿化や結露発生の防止対策として、建物の外側から断熱を施す外断熱により室温の高温暖化を抑制することが可能となった。省エネとエコが叫ばれて久しいが今回の災害を機に将来、打放しコンクリートの外断熱とセルフクリーニング機能は不可欠の要素となると考えられる。 太陽熱の温度抑制機能と、雨水による自浄機能を具備し省エネ・エコに徹した打放しコンクリートの新技術である。 次回は、日にちが前後しますが当社でNETIS登録しました「CDFシステム(落書き・貼紙防止対策技術」をご紹介します。 76人の犠牲者を出したノルウェーの連続テロ事件で逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)は22日の事件直前、1518ページの大量の声明文書をネット上に公開していた。なぜ、どうやってテロを計画・実行したのか。容疑者は無罪を主張!Asahi.comから引用、とんでも無いですね!!! それでは次回をお楽しみに! 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ! #
by pikayoshi72
| 2011-08-04 09:02
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こんにちはpikayoshi72です。
本日紹介します内容は2011年7月15日発行の建築仕上技術7月号で、特集:打放しコンクリートの保護・仕上材料最新動向と題して「省エネ対応型打放しコンクリート再生工法」を2回に分けお送りします。 今回はその第1回、「1.はじめに」から「3.打放しコンクリート・外断熱と意匠性を両立させた新技術」までをご紹介します。 1.はじめに マグニチュード9.0の地震と巨大な津波によってもたらされた東日本大震災は、日本に留まらず世界にも多大な影響を与えた。福島第1原子力発電所の大事故は、今までの生活環境を一変させる事態を招き、発電量の3割を原子力エネルギーでまかなって来たとされる電力は夏期を迎え供給不足が懸念される。日本国内の経済に与える影響は、計り知れない事態が想定され、節電対策は日常活動に大きな支障を投げかけ、全ての分野でのあり方が問われている。今まで建築物に対する省エネは、快適な居住環境に関心が集中し、節電対策が論ぜられる事は少なかった。一挙に到来した節電社会の出現は打放しコンクリート建築の今後のあり方に大きな関心を呼び起こした。特に打放しコンクリート建築にあっては意匠性の否定に繋がる外断熱によって覆われる仕上げ手法が鍵となっている。 2.打放しコンクリートの外断熱の実態 打放しコンクリート建築に於ける外断熱の有用性は、以前から一部の専門家に於いて指摘されつつも、その関心はオール電化時代の流れに翻弄され今日に至った。東日本大震災による電力不足は打放しコンクリート建築の外断熱の重要性を一挙に浮かび上がらせその緊急性が表面化した。 一般的に国内の建築物の断熱対策は外気による室温の上下を調整する内断熱が主流とされて来た。 打放しコンクリートに於ける外断熱の有用性については従来より関心が低く、意匠性に力点が置かれ今日まで話題になることはなかった。一方、経年劣化による打放しコンクリート外壁の再生工事現場で耳にする事の一つに、冬寒く夏暑いこと。しかも、使用者や居住者の共通した問題は結露とそれに伴うカビの発生に悩まされていることである。打放しコンクリート外壁自体が直接外気に触れ、外壁と室温の温度差によって生じる結露は快適空間を著しく阻害して来た。このような実状を背景として打放しコンクリートの外断熱の重要性が緊急課題としてクローズアップされた。外断熱機能と意匠性を具現化し両立させ得る手法が不可避である。打放しコンクリートの生命線ともいえる意匠性と外断熱手法による再生復元工法の確立が強く求められている 3.打放しコンクリート・外断熱と意匠性を両立させた新技術 経年劣化した打放しコンクリート若返りシステムをベースに、打放しコンクリートに外断熱とセルフクリーニングを具備した省エネ工法を開発上市した。打放しコンクリートに備わった素肌の意匠性、この素朴な重厚感は打放しコンクリートそのものを強く意識させ欠かすことは出来ないものである。この素肌の意匠性を外断熱で覆うことは打放しコンクリートの意匠性を喪失するものとし不可能とされてきた。この困難な課題をクリアー、打放しコンクリートに外断熱を施し、意匠性を復元したものである。 本稿は、経年劣化した打放しコンクリートを躯体から改修し、新たに外断熱を施し意匠性を復元、太陽熱の大幅抑制機能を付与5°~15°の温度低下を促し結露や防湿に留まらず節電に寄与し、加えてセルフクリーニング機能まで備えた省エネ・環境対応型の新技術である。 次回は、月刊建築仕上技術2011年7月号、の最終回、特集:打放しコンクリートの保護・仕上材料最新動向、「省エネ対応型打放しコンクリート再生工法」、「4.打放しコンクリートEcoシステムの流れ」から「5.おわりに」をご紹介します。 中国の高速鉄道事故をめぐって26日、インターネット上での怒りの声が高まり未だ収まらず国民の神経が過敏になっている、事故責任に対しての要求が増えていく中で、同国指導者の世論管理の難しさが浮き彫りとなっている。中国の新幹線どうなんでしょう? それでは次回をお楽しみに! 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ! #
by pikayoshi72
| 2011-07-27 09:52
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こんにちはpikayoshi72です。
本日紹介します内容は2011年2月17日発行の建築技術2月号、テクニカルビューで紹介されました「建造物への落書き・貼り紙抑制防止工法・CDFシステム」を2回に分けお送りします。 今回はその最終回、【CDFシステムの概要】から【おわりに】までをご紹介します。 【CDFシステムの概要】 「CDFシステム」は、落書き・貼り紙の現状を踏まえて、従来より繰り返し行われてきた落書き消去方法や貼り紙除去方法を根本的に変えるもので、新たに予防的要素を取り入れたものである。①落書きし難い機能、②落書きされたとしても簡単に除去が可能、③強固に付着した貼り紙も容易に剥がすことが可能、④糊などの残存物がなく、繰り返しの落書き・貼り紙に対し長期にわたり抑制防止機能を具備。抑制防止機能を有した恒久型 落書き・貼り紙対策システムである。 当システムの適用範囲はコンクリート建造物にだけに限らず、レンガ、シャッター、スチールやプラスチックにも施工が可能で、且つ低コストである。 【CDFシステムの構成】 建造物の表面は、エマルション系塗料、セメント系塗材や複層塗材やタイルなど、多岐にわたる仕上げ材が用いられているのが現状であるが、「CDFシステム」は意匠性を損なうことのない耐久性のある材料で構成されており、新・旧建造物表面の仕上げ材に対し、適合したプライマーを選定出来るところに特徴がある。 各種の仕上材と当社プライマーの選定を誤ると機能喪失だけに留まらず、中塗り材・上塗り材にも影響を及ぼすので、最も注意を要するところである。 構成を表-1に示す 【CDFシステムの構成】 【CDFシステムのフロチャート】 【CDFシステムの効果】 「CDFシステム」施工後に書かれた落書きは、落書き・貼り紙抑制防止層の撥水効果により、落書きは弾かれ拡散流下し、残存したスプレー塗料は絵文字が形成されず、除去作業は極めて短時間で完了させることが出来る。貼り紙も容易に手で剥がすことが可能となり、従来の様な落書き・貼り紙は激減し美観を維持している。 落書き・貼り紙に対する消去、除去作業に要するコストは大幅に節減され、周辺環境の向上に寄与することが出来たといえよう。 【おわりに】 建造物の美観保護と良好な周辺環境維持保全は、地域社会における生活の快適さを具現する上で最も重要な要素である。 総べての建造物は勿論のこと、繁華街・公園・道路擁壁や架道橋など至るところに蔓延した落書き・貼り紙は「CDFシステム」を施工することにより、繰り返しの消去・除去作業が大幅に軽減され且つ抑制防止効果により、落書き・貼り紙に対する二つの除去効果である「し難さ」と「剥がし易さ」が実証された。「CDFシステム」の目指す再発抑制防止に繋がったことは予想外の成果として周辺住民から高い評価をいただいたことを、ここに付記する。 尚、本「CDFシステム」は国土交通省NETISの新技術として登録され、今後一層の生活環境の向上と維持保全に貢献できるものと信じている。 次回は、建築技術2011年2月号テクニカルビュー、「建造物への落書き・貼り紙抑制防止工法・CDFシステム」の最終回、【CDFシステムの概要】から【おわりに】をご紹介します。 1963年にレコードデビューした、イギリス ロンドンのロックバンド、ローリング・ストーンズが1990年2月14日ワールドツアーの一環で日本に初来日し、追加公演も含め10公演催されました! それでは次回をお楽しみに! 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ! #
by pikayoshi72
| 2011-02-14 08:57
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本日紹介します内容は2011年1月17日発行の建築技術2月号、テクニカルビューで紹介されました「建造物への落書き・貼り紙抑制防止工法・CDFシステム」を2回に分けお送りします。
今回はその第1回、【はじめに】から【落書き・貼り紙対策の現状】までをご紹介します。 【はじめに】 ニチエー吉田(株)、JR東日本は、繰り返し行われる落書き、貼り紙抑制防止工法を共同開発した。繁華街を中心とした建築外壁、歩道側壁、鉄道の架道橋、地下道や公衆便所などの建造物に落書き・貼り紙の被害が多発常態化している。 しかも繰り返し行われる建造物への落書き、貼り紙は景観を損なうだけでなく、地域社会の生活環境の汚染や悪化を招き、建造物の資産価値低減につながるなど大きな社会問題となっている。 現状は、これらの落書きを消去するには、一般的に落書きの上に塗料を塗布して隠蔽したり、シンナーなど溶剤によって消去することが行われているが、これらのために多大な労力と経費が費やされている。 一方、貼り紙は強固な糊によって貼り付けられているため、貼り紙除去後も糊跡の完全な除去は困難で放置されているが現状である。 このような状況を背景にして、落書き・貼り紙をしない、させないための事前防止対策を主体に、再度の落書き・貼り紙を躊躇断念させ、弾き残存した落書き塗材や貼り紙の糊跡を容易に消去、除去が出来ることを目的に開発されたものである。 【落書き・貼り紙対策の現状】 建造物表面の落書きの多くは、手の届く範囲に書かれていることが多い。人目に晒されることのない深夜に短時間で行われ、貼り紙についても強固な付着力を持つ糊を使用し容易に剥がすことが出来ないものが多い。従来から地方自治体主導による消去・除去作業は周辺住民、塗料メーカーやボランティア団体の奉仕活動などによって消去・除去作業が行われているが、落書き消去作業の殆どは塗装作業によるもので、その負担と消去に要する多量の塗料などの消去・除去作業は厳しい経済情勢と相まって、対応が困難になりつつあるのが現状である。 次回は、建築技術2011年2月号テクニカルビュー、「建造物への落書き・貼り紙抑制防止工法・CDFシステム」の最終回、【CDFシステムの概要】から【おわりに】をご紹介します。 1965年2月7日、アメリカ合衆国はベトナム解放戦線の攻撃を受け85人の米兵が死傷したのに対し、ジョンソン米大統領は報復命令発令、米軍機が北緯17度の停戦ラインを越え北ベトナム領内への爆撃(北爆)を決行しました。ついにベトナム戦争の始まりです! それでは次回をお楽しみに! 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ! #
by pikayoshi72
| 2011-02-07 08:01
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