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「打放しコンクリートと共に」 その(123)

こんにちはpikayoshi72です。

 本日紹介します内容は2010年10月15日発行の建築仕上技術10月号で、特集:室内空間を豊かにする内装塗り仕上げと題して「小規模打放し建築に対応するノンクリート打放し意匠仕上げシステム」を2回に分けお送りします。
 今回はその最終回、「6.打放し内外装建材と多様化した意匠性」から「8.おわりに」までをご紹介します。

6.打放し内外装建材と多様化した意匠性
打放しの意匠性を具備した内外装建材は、樹脂塗装合板の意匠性に留まらず小幅杉板型枠模様からバラ板型枠模様に至るなど、原点回帰と変遷した複数の型枠模様の再現の期待は強く、これらは新規な打放しデザインとして暖かい目差で迎えられた。
その母体となる建材は次の通りである。
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以上が現在下地建材として採用されているもので、これ等の表面に設計仕様書に基づいた打放し意匠仕上げを施す。
 冒頭述べた小幅杉板型枠模様を始めとした打放し意匠の内外装建材での意匠性は、樹脂塗装合板型枠模様が好まれ採用されていることを付け加えたい。
これらの内外装建材は、すべて工場生産で、異なる型枠模様の意匠性は熟練職人の手によるもので、Pコン穴などは高性能の工作機械によって加工されている。

7.現場施工による打放し意匠仕上げ
 現場施工による小規模工事に採用される内外装打放し意匠仕上げは、前述の下地建材を取付後、下記工程に基づいて意匠性を造成する。
その基本は打放しコンクリートSEFシステムを構成する手法で打放しコンクリート仕上げ「吉田工法」がベースである。
各種の打放し意匠性の保護と対汚性、耐久性確保のため、内装についてはアクリル樹脂を、外装には長期の耐久性を付与するアクリルシリコン樹脂仕上げを施す。
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既に取り付けられた内外装材の表面を設計図書に基づくPコン造成をする。引き続き素地調整を施し、プライマーを塗布、打放しコンクリート素地に模した表面修整とし、型枠模様の造成後、外装にはアクリルシリコン樹脂を内装にはアクリル樹脂を塗工する。

8.おわりに
 美術館など芸術作品に君臨する打放し建築も幾多の変遷を遂げつつ身近な建築にまで拡大してきた。50年余りの国内外に於ける「吉田工法」の実績を積み重ねつつ、改良・開発によってノンコンクリート打放し意匠仕上げにまで達した。この打放し意匠仕上げは、内外装建材と工法によって構成され、店舗から住宅にまで日常生活に密着した打放しコンクリート意匠仕上げである。
豊かな日常生活に夢を醸し出し、高嶺の華とされた打放しコンクリート分野に、小規模建築に適した新しい空間の形づくりに寄与したといえよう。

服役中の人権活動家、劉暁波氏(54)のノーベル平和賞受賞の決定を受け、中国当局は、民主化や人権尊重を求める内外の動きを封じ込める姿勢を強めている。受賞決定は10日になっても国内では「封印」されたまま。急発展した経済力を背景に、対外的にも対中批判を突っぱねる動きを鮮明にするとみられる。Asahi.comから引用

次回のブログにつきまして、少々お休みをいただくかと思いますが、よろしくお願いいたします。
それでは次回をお楽しみに!

打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!
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by pikayoshi72 | 2010-11-24 08:13 | ブログ

   号外!豊橋創造大学において情報ビジネス学部講演に招かれる!

こんにちはpikayoshi72です。
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 本日紹介します内容は11月4日、豊橋創造大学・情報ビジネス学部の総合講座において、私が客員講師として招かれ主力ビジネスである「吉田工法」を起ち上げるまでの苦労話、それに纏わる逸話等を約1時間余にわたり講演させていただきました。
本日はその講演内容を簡単ではございますが、紹介させていただきます。
講演はパワーポイントを使用して行われました。
まず最初に当社で手がけた著名な作品で、尚かつ大学生なら誰でも知っている作品ということで「表参道ヒルズ」の内外観写真をトップページに持ってきました。
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                         続いて
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題して「世の中に無いものを求めて51年」私が創業者ですから、当時、自分の置かれていた状況からどの様に脱却して現在の「吉田工法」ブランドを作り上げたか!の意味合いからこのタイトルにしました。
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以後、40枚ほどのスライドを用い、生徒さんが眠くならないような工夫と笑顔で聴講して貰えるようなジョークも挟みながら講演させていただきました。
今回使用したスライドの抜粋を以下にご紹介します。
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 次回は、建築仕上技術10月号「小規模打放し建築に対応するノンクリート打放し意匠仕上げシステム」の最終回、「6.打放し内外装建材と多様化した意匠性」から「8.おわりに」までをご紹介します。

それでは次回をお楽しみに!

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by pikayoshi72 | 2010-11-13 14:08 | ブログ

「打放しコンクリートと共に」 その(122)

 こんにちはpikayoshi72です。

 本日紹介します内容は2010年10月15日発行のの建築仕上技術10月号で、特集:室内空間を豊かにする内装塗り仕上げと題して「小規模打放し建築に対応するノンクリート打放し意匠仕上げシステム」を2回に分けお送りします。
今回はその第1回、「1.始めに」から「4.美観の維持保全対策」までをご紹介します。
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1.はじめに
 1950年代初期の打放しコンクリートは小幅杉板型枠によるものが主流で、その建築物は美術館や公的機関に属する限られた建築物に多く採用されて来た。荒廃した戦後の社会から高度成長経済に合わせて著名な建築家が輩出、嘗て見られなかった打放しコンクリートを採用、歴史的建造物と言われる作品を数多く残した。その威容は多くの人々の心を引きつけ魅力ある建築物として今日に至るも、その存在感は確固たるものとしている。
 本稿は内外装に打放しコンクリートの意匠性と質感を付与する新建材と工法について紹介する。

2.打放しコンクリート型枠の変遷
 初期コンクリートの原点とされた小幅杉板型枠は、和風建築の意匠性を取り入れたものとして高い評価を得た。その後次世代を引き継ぐ近代的な型枠としてベニア(合板)型枠による打放しコンクリートが登場した。小幅杉板型枠による建築とは全く異なる意匠性に一時は驚きと共に、より近代的な作品が期待されたが、表面の粗雑さと型枠模様の乱雑が嫌われ、程なく打放しコンクリート型枠から脱落し姿を消した。日進月歩の打放し現場では打放しコンクリート打設時の課題として、型枠に囲まれ目視不可能な作業によって生じるコンクリート表面の不具合がある。こうしたなか登場して来たものが透明のプラスチック型枠である。平滑な表面と打設するコンクリートを目視しつつ進める作業は、画期的な型枠として大いに期待された。しかし、このプラスチック型枠は繰り返しの使用によってコンクリート打設時の摩擦が表面を磨硝子状とし、透明性が喪失し期待された打設改善には寄与する事が出来ないものとなり姿を消す破目となった。
しかし、打放しコンクリートはこの様な困難な作業環境下に於いても、その魅力は失うことはなかった。現場の声に呼応して今迄の満たさざる型枠の歴史を担い、しかも課題とされた表面の意匠性の向上と欠陷に耐えうる革新的な型枠として樹脂塗装合板が登場した。表面は輝きを擁し美しい打放しコンクリート作品が斬新な建築家の台頭で更生り一気に市民権を手にした。

3.多様化する打放しコンクリートの意匠性
 生活環境の多様化と相俟って斬新さを具備した打放しコンクリートは多くの人々の心を執え、限られた分野の建築から一般市民にまで拡大、店舗の内外装から住宅にまで波及身近な存在となった。意匠性も初期の小幅杉板型枠にも遡り再び打放しコンクリート意匠の回顧復活が話題となった。

4.小規模工事に打放し意匠性 
 小規模の打放しコンクリート住宅や店舗は、工期と費用がネックとなり、厳しい経済情勢の中では可成りの負担となるため、小規模の現場では打放しコンクリートの採用は、一進一退の状況であった。
 安価で容易に施工可能な打放し意匠性と質感を具備した仕上げ技術は、今迄にない分野を生み出し新しい建築デザインとして関心を呼び起こした。

5.打放し意匠を具備した新建材と工法 
 この様なことを背景として、小規模の建築内外装に耐え得る打放しコンクリートの意匠性を具備した新建材と現場施工による新工法が開発された。今までの打放しコンクリートが手短でより身近なものとなり、工期の短縮と工費の低減により拡大の傾向を見せている。

 次回は、月刊建築仕上技術2010年10月号、の最終回、特集:室内空間を豊かにする内装塗り仕上げ、「小規模打放し建築に対応するノンクリート打放し意匠仕上げシステム」「6.打放し内外装建材と多様化した意匠性」から「8.おわりに」をご紹介します。

中国からのレアアース(希土類)輸入をめぐり、欧州でも懸念が高まっているそうです。とくに日本と同じく自動車や電機が主要産業であるドイツでもその状況が顕著で、輸入先を多様化するため、未来の産地への期待感も出てきたとのこと。日本も輸入先の多様化先としてインド、ベトナム等色々産地を模索している状況のようです。

それでは次回をお楽しみに!

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by pikayoshi72 | 2010-11-08 07:41 | ブログ

「打放しコンクリートと共に」 その(121)

こんにちはpikayoshi72です。

今回は月刊建築仕上技術7月号の最終回、「5.光触媒の機能」から「6.おわりに」までをご紹介します。

5.光触媒の機能
 光触媒の塗布面に紫外線が当たると光触媒反応が起き、酸化力により塗布面に接触する有機物を分解する。例えば有機物としてカビ、細菌、藻、ウィルス、油脂、排気ガス、タバコの煙とヤニ、VOC、悪臭(アンモニア)などである。
 光触媒反応は酸化チタンを消費しないので反応による酸化力は減退しない。したがって、反応は半永久的に継続し酸化力による浄化作用も持続する。
 一般的に都市部での外壁の汚れは、油脂分とともにカーボンなどが付着した汚れが多く、光触媒によりこの油脂分が分解されて汚れ成分の付着力が弱められ雨により洗い流される。
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6.おわりに
 打放しコンクリート建築物のリニューアルに際して耐震性、耐久性、美観の維持を計るため、次のような機能が求められる。
 その主たるものは予測される地震災害に対する耐震補強である。特に打放し建築物においては耐震補強によって意匠性が著しく変わる部位が発生することがあり、この部位に対して違和感のない仕上げを施す必要性がある。
 都市部の環境悪化に伴う、打放しコンクリート表層面の汚れの付着は単なる美観を損ねるに留まらず、建築物としての品質まで低下させる。留まることのない環境汚染に対して光触媒の効果は十分期待ができる。
 本システムを構成する再生工法は文化遺産とも言われる本建物の風化と劣化損傷に対して劣化度の評価と判定に従った軽、中、重のシステム工法による汚染対策を施したところに特長がある。
 光触媒機能付与による表層面の付着汚染物の分解作用と親水性によるセルフクリーニング機能は、打放しコンクリート建築に求められた表層面の美観の保持と耐久性を両立させ、品質の維持保全を確保、良好な周辺環境の維持向上にも寄与した再生新システム工法である。
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 次回は、月刊建築仕上技術2010年10月号、特集:室内空間を豊かにする内装塗り仕上げと題して「小規模打放し建築に対応するノンクリート打放し意匠仕上げシステム」を2回に分けご紹介します。

10月14日午後2時40分ごろ、静岡市の工場で「高所作業車のゴンドラと、天井の鉄骨に男性2人が挟まれた」と119番があった。2人は工場内の火災報知機の設置を請け負っていた静岡市の白川幹彦さん(66)と、山下勝巳さん(60)で、間もなく死亡した。静岡県警清水署は事故とみて詳しい原因を調べている、とのことです。当社も仕事柄、高所作業車を使用することがあります。十二分に気をつけなければ、、、

それでは次回をお楽しみに!

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by pikayoshi72 | 2010-11-01 09:49 | ブログ