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号外ブログ/犬のおしっこでお困りの方へ朗報!

 閑静な住宅街、華やかな市街地に散歩中の犬がおしっこ(マーキング)、しかも決まって朝夕繰り返される。住宅の角塀、石垣、電柱など、市街地の住空間を汚す不届き行為、今まで拙宅の塀におしっこ防止の薬剤を散布して10年になりますが、一雨で効果消滅、再び散布、犬のおしっこ(マーキング)対策は留まるところがなく費用と手間に手を焼いて来ました。これらの難問題を一挙に解決できる忌避剤(キヒザイ)が出来ました。
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by pikayoshi72 | 2010-01-28 07:37 | ブログ

「打放しコンクリートと共に」 その(107)

 こんにちはpikayoshi72です。

 今回は、コンクリートテクノ 臨時増刊号 美しいコンクリート2006年9月号「4-②建築物としてコンクリートを創る技術」の第3回、「3.1基本構想」から「3.2補修材料の開発、2)強度等の性状」までをご紹介します。

3.補修・再生に供する材料および工法の開発
3.1基本構想
 打放しコンクリート建築の不具合について実態調査した。その調査結果から、表層面の仕上げにかかわる材料・工法の開発が不可欠であることを述べた。これを受けて、補修・再生に供する材料および工法の開発をすることとした。開発に先立ち、次の①~④の諸点を満たすものとした。
①欠損部、脆弱部の除去後の躯体コンクリート表層面に耐久性向上の強化を図る。
②欠損部、脆弱部の除去後、それぞれの部位に密実で耐久性のあるモルタルを埋め戻す。
③補修面色合わせの後、型枠斑模様を造成し、打放しコンクリート素材としての意匠性の向上を図る。
④トップコートにより諸工程の保護、表層面の汚染防止、防水性能を付与する。
これら一連の構想を図示すれば図-12のようになる。
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3.2補修材料の開発
 前項の構想に基づき、補修・再生に供する材料の開発を①~④の工程別に検討した。結果を以下に示す。
(1)躯体コンクリート表層面の強化
 躯体コンクリート表層面の未中性化部分の水酸化カルシウムおよび中性化部分の炭酸化カルシウムに注目した。すなわち、下記の化学反応式にもとづき、珪フッ化物を主成分とする無機質系浸透剤を塗布含浸することでセメント硬化体の緻密化が図られてコンクリート表層面が強化される。
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 そこで、上記のことを確認するために1)、2)の実験を試みた。
1)セメントペースト硬化体の細孔径分布
 中性化した水セメント比50%のセメントペースと供試体について、塗布含浸前後の細孔径分布を測定した。結果を図-13に示す。塗布含浸前の細孔径容積(図中TPV)83㎟/gが塗布含浸することで78㎟/gに減少している。つまり珪フッ化物を主成分とする無機質浸透剤の塗布含浸により硬化体が緻密化したことが示された。
2)モルタルの強度および中性化
 コンクリート躯体表層面のモルタルを推定した水セメント比60%の供試体について、塗布含浸前後の強度および中性化について実験した。また耐久性の観点から硫酸溶液中浸漬後の強度についても求めた。結果の一部を表-4に示す。
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塗布含浸により強度の向上、中性化速度係数の低減および耐久性の向上が示された。
 以上1)、2)の実験から珪フッ化物を主成分とする無機質系浸透剤を塗布含浸することで躯体コンクリート表層面の強化が図られることが確認された。
(2)欠損部、脆弱層除去部へ埋め戻しモルタル(充填モルタル)
 欠損部および脆弱層除去部に埋め戻す充填モルタルは、躯体コンクリートとの付着性および耐久性を左右する材料だけに、その性能は高いものでなければならない。そこで、ここでは樹脂モルタルを検討対象とした。すなわち、付着強度・圧縮強度・曲げ強度・中性化・吸水性状・塩分透過性および細孔径分布の6項目の実験から、充填モルタルの性能をとらえることにした。
1)充填モルタルの調合
 充填モルタル(アクリル樹脂系ポリマーディスパ-ジョン使用)の調合を作業性の観点から検討した結果、セメント:珪砂(FM2.69)=1:3、ポリマーセメント比=10%、水セメント比=54%のものが適切であった。
2)強度等の性状
 実験結果を表-5~7、図-14~17に示す。
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図中および表中には、比較検討のためにプレーンモルタル(セメント:川砂=1:3、水セメント比=54%)についての試験結果も併記した。なお、いずれも気中養生した供試体(4×4×16㎝)である。
 表-5の付着強度試験結果によれば、充填モルタルの付着強度はプレーンモルタルのものより大きく、また、材齢の進行に伴い付着強度が増大していることがわかる。材齢5年ではプレーンモルタルの3倍の強度が得られている。
 図-14によれば、充填モルタルの初期材齢における圧縮・曲げ強度の発現は多少遅いものの、その後材齢3年程度までの強度発見は著しく、プレーンモルタルの強度に比べ大きい。表-6の結果から充填モルタルの中性化深さは0㎜で中性化抑制効果ある。吸水率の経時変化を示した図-15によれば、充填モルタルの吸水率はプレーンモルタルと比較して著しく小さい。
 図-16において、充填モルタルが塩化物の進入に対して抵抗性能がすぐれていることが示されている。以上のように、ここで開発した充填モルタルの有効性は表-7および図-17の細孔分布の測定結果における密実性からも裏付けられた。

 次回は、コンクリートテクノ 臨時増刊号 美しいコンクリート2006年9月号「4-②建築物としてコンクリートを創る技術」の第4回、「(3)表層面の色合わせおよび型枠模様の造成」から「3.4まとめ」をお送りします。
お楽しみに!

 さて、この年の重大ニュース、11月5日、イラク、フセイン元大統領に対しシーア派住民虐殺の「人道に対する罪」で死刑判決が言い渡され、12月30日、サダム・フセイン元大統領(69)の 死刑執行はバグダットで絞首刑とされ、処刑場面の録画が一部テレビで放映されました。

 それでは次回をお楽しみに!
打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!
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by pikayoshi72 | 2010-01-25 07:22 | ブログ

「打放しコンクリートと共に」 その(106)

 こんにちはpikayoshi72です。

 今回は、コンクリートテクノ 臨時増刊号 美しいコンクリート2006年9月号「4-②建築物としてコンクリートを創る技術」の第2回、「2.2打放しコンクリートの実状」から「2.3まとめ」までをご紹介します。

2.2打放しコンクリート建築の実状
 周到な準備と施工管理の下に打設されたコンクリートであっても、多くの場合、脱型後に生じる不具合は避けられず、それらは表層面を形成する型枠の意匠性および健全性を阻害し、さらにその基点となる表層面からは酸素、炭素ガス、水分、塩分、酸などの浸入・浸透のほか、凍結融解、風雨等の外力による劣化作用は避けられない。このような自然環境からの劣化作用によって、表層面は粗面化し、塵埃や微生物の付着、雨水の浸透によるエフロレッセンスの析出、鉄筋の錆化膨張による表層剥離やひび割れなどにより打放しコンクリート表層面は美観と耐久性が失われる。
 このようなことを背景に、打放しコンクリート建築の脱型直後に見られる不具合と経年劣化によって生じる不具合について実態を調査した。施工段階における不具合については、施工欠陥を対象とし、経年劣化における不具合はひび割れ、エフロレッセンス、汚れ等を対象として目視による実態調査を行った。
(1)脱型直後の不具合
 観察者3人の目視によって脱型直後の打放しコンクリート表層面の不具合の発生概況を調査した。対象とした30棟75壁面の調査結果から不具合を図-7のように大別し、その発生率を求めた結果を表-1に示す。
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 なお、こうした不具合の実状を写真に収め、現象別に整理した結果を表-2に示す。
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 以上の調査から、各種の不具合が抽出された。気泡、型枠継ぎ目まわりの色むら、砂すじ(砂じま)、ひび割れ、錆汁の発生率も高い。なかでもジャンカやコールドジョイントの発生箇所は美観の低下を招き、劣化損傷の起因ともなる。
 不具合A~Iのいずれもが、意匠性を阻害することはもとより、劣化損傷の糸口となる。また、いずれの不具合も、著しく表層面の欠陥を呈し、健全な表層面との整合性を失わせている。とりわけ違和感を与えるような補修は、打放しコンクリートの意匠性を低下させることにつながっている。
(2)経年劣化による不具合
 表層面の劣化損傷の一指標または劣化の誘発要因のもととして、ひび割れ、塵埃や微生物による汚れ、エフロレッセンス、剥離・剥落の4項目について調査した。
1)ひび割れ
 260棟の外壁に発生したひび割れを、ひび割れ幅0.05mmから2.0mmまでのものを方位別に調査した。その結果を図-8および図-9に示す。
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 これによりひび割れの大きさは0.6mm以下がほとんどであったが、そのほか美観上・耐久性の点で問題となるものがいくつか認められた。また日射を強く受けている西・南壁面のひび割れ幅が大きい。
2)塵埃や微生物による汚れ
 F市のA臨海地、B市街地、C田園地の3地区を選定し、汚れについて調査した。この場合、汚れの評点を、①ほとんど汚れは見られない、②少し汚れが見られる、③汚れている、④非常に汚れている、の目視判定により実施した。
 調査結果を図-10に示す。また典型的な汚れを写真-1~3に示す。
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 260棟の調査結果より、北側の壁面は他の3面にくらべ汚れの付着が著しいことがわかる。色調は黒もしくは黒緑で、高湿環境下のためカビ・藻類による汚れの付着と考えられる。いずれもコンクリート表層面の密実性に関係している。
 脆弱な表層面に浸透した雨水が、日射に乏しく水分の蒸発が緩慢な高湿環境下において生成されたことをうかがわせる。このような汚れについてのメカニズムはすでに仕入、地濃らにより図-11のように明らかにされている。
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3)エフロレッセンス
 打放しコンクリート表層面に発生したエフロレッセンスについて、発生箇所を部分別に調査した。
 その結果を表-3および写真-4~6に示す。
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 エフロレッセンスの発生箇所は、ひび割れや脆弱部に浸透した雨水に誘発されたものが多く、発生箇所によって汚れの度合いが異なっている。雨水の繰り返しによってエフロレッセンスの汚染物が累積し、汚れが一段と進展していく。特に、エフロレッセンスの発生箇所は鉄筋の腐食、ひび割れ、表層剥離、脆弱な表層面などと密接にかかわっているため損傷劣化の発生原因となる。
4)剥離・剥落
 典型的な剥離、剥落の実態を写真-7に示す。その多くは鉄筋のかぶり(厚さ)不足に起因したものである。
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2.3まとめ
 打放しコンクリート建築現場において周到な準備と施工管理の下でも、脱型後の不具合、とりわけ気泡、型枠継ぎ目まわりの色むら、ひび割れ、錆汁の発生が多く、また経年劣化による表層面の不具合として、汚れ、エフロレッセンス、鉄筋のかぶり(厚さ)不足によるひび割れ、剥離・剥落の実態が抽出された。
 これらの不具合から、打放しコンクリート表層面の美観と健全性を長期にわたり維持・保全(補修・再生)するためには、適切な表層面の仕上げが不可欠である。

 次回は、コンクリートテクノ 臨時増刊号 美しいコンクリート2006年9月号「4-②建築物としてコンクリートを創る技術」の第3回、「3.1基本構想」から「3.2補修材料の開発、2」強度等の性状」までをお送りします。

 さて、この年のニュース、1月1日、市町村合併が盛んに行われ134市町村が合併し、新たに32市10町1村が誕生。市町村数は2052となりました。

 それでは次回をお楽しみに!

 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!
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by pikayoshi72 | 2010-01-18 07:21 | ブログ

「打放しコンクリートと共に」 その(105)

こんにちはpikayoshi72です。

 先回お約束したとおり今回は、大作、(株)セメント新聞社発行のコンクリートテクノ 臨時増刊号美しいコンクリート2006年9月 に投稿しました「4−②建築物としてコンクリートを創る技術」を6回に分けご紹介します。
 本日は第1回目「1.はじめに」から「2.1打放しコンクリート技術」までをご紹介します。

1. はじめに
 打放しコンクリートは、内外の著名な建築家により歴史的な建造物に多く採用されてきた。その背景はコンクリートが持つ素材としての重厚感と簡素な造形美が卓越していることである。
 こうした素朴な仕上げにもかかわらず打放しコンクリート建築の施工においては、やり直しのきかない一発勝負のため、建設にあたり万全の施工管理と細心の注意を払っても、不具合の発生は避けられないことが多い。とりわけ表層面における不具合の発生は、打放しコンクリートの生命である表層面の意匠性を損ない、しかもそれらに起因した汚れの発生と耐久性の低下は美観の喪失と資産価値を損なうことになる。このような観点から打放しコンクリート表層面は、意匠性や耐久性のかかわるきわめて重要な部位である。現状では不具合に対応した補修、経年劣化に適応した再生技術など、いくつかの手法で行われているが、不具合が発生した後にその部分のみの補修を行う程度のもので、後日補修箇所の変質や不具合の発生は避けられず躯体コンクリートと一体化した技術が求められている。
 このようなことを背景に、脱型直後の表層面に生じた不具合と劣化外力を直接受け、劣化進行の起点となる打放しコンクリート表層面について、不具合と経年劣化後の損傷状況を実態調査によって明らかにし、それぞれに適合した補修・再生技術に供する材料を開発し、次いでそれにもとづく補修・再生の技術・工法を開発した。それらの結果を踏まえて意匠性、耐久性の観点からの補修・再生工法のシステムを立案し、さらに打放しコンクリート建物のライフサイクルに対応させた表層面仕上げシステムを構築し実用化した。
 この一連の流れを図−1に示す。
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2. 打放しコンクリート技術の実態
2.1打放しコンクリート技術
 打放しコンクリートは、その素地のもつ視覚的重厚感に加え、造形美を表現し得る魅力的な素材である。型枠の隅々までコンクリートを充填できるだけでなく、使用する型枠表面の素地は、デザインされた造形の質感を高め、素材表面を仕上げていくことによって多彩な影響を建築空間に与えている。
 打放しコンクリートの表層面は、型枠から転写された自然回帰を促す意匠性によって、他の建築物と比較して大きな違いがある。すなわち、躯体を確保しつつ表層面の意匠性を付与し一体化する。表層面は仕上げ面でもあるため、施工にあたり特別な仕様が不可欠である。その一例を図−2に示す。
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 すなわち、打放しコンクリートの適用箇所が決定した後、実際にコンクリートを打設するまでに、コンクリートの仕上がり素地を設定した目標の色調・テクスチャーで仕上げるための型枠施工計画及びコンクリートの調合計画・打設設計など詳細な検討が必要である。
 こうしたことから密実で耐久性のある表層面をつくるには、水セメント比と単位水量を小さくし、適切な養生を施すことが肝要である。一般に打放しコンクリートに供する材料に関しては、粒形、粒度分布のよい骨材の使用とコンクリートの単位水量をできるだけ小さく設定し、調合比率は、水セメント比55%以下、スランプ18cm(流動化コンクリートでは21cm以下)が目安とされている。
 また、打放しコンクリートの打上がりの素地の色調は視覚的効果が高く、コンクリートの7割を占める骨材のうち色調に影響を与えるものは細骨材であるといわれている。あらかじめ目標とする色調の具現化に供する試験体を作り、色調を把握することが大事である。コンクリート打設は色調統一の観点から単一の生コン工場による供給とし、コールドジョイントなどを発生させないように短時間で、部位ごとに中断することなく型枠の隅々まで密実に締め固めたうえで十分な湿潤養生が必要である。打設にあたって設計者、施工者、作業者が一体となって、コンクリートの運搬、打込み、締固めなどの手順を周知徹底することに、打放しコンクリートの成否がかかっているといえる。
 一方、コンクリートの表層面は内部に比べて、施工段階での水分の蒸発や沈降、分離、振動による締固め等の影響のほか、容積に対する表層面積の比率が大きいために養生と環境の影響を大きく受けるとされている。
 その研究結果の例を図−3〜6に示す。
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 次回は、コンクリートテクノ 臨時増刊号 美しいコンクリート2006年9月号「4−②建築物としてコンクリートを創る技術」の内、「2.2打放しコンクリートの実状」から「2.3まとめ」までをお送りします。
お楽しみに!

 さて、この年のニュース、7月20日、昭和天皇が1988年、A級戦犯の靖国神社への合祀に不快感を示し、「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と語っていた事を書き記した、元宮内庁長のメモがあることが発覚しこれを日本経済新聞が報道しました。

 それでは次回をお楽しみに!

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by pikayoshi72 | 2010-01-11 09:30 | ブログ

「打放しコンクリートと共に」 その(104)

こんにちはpikayoshi72です。

みなさん、あけましておめでとうございます。
皆様方にとってすばらしい1年になるよう、心からお祈りします。
また、今年も一年、私の拙いブログにお付き合い下さい。

それでは早速ご紹介していきます。

新春第一号はこれ!

今回は、月刊リフォーム2006年8月号、特集:シックハウス対策とリニューアル工事の環境対策、「打放しコンクリート若返りシステム(静岡県庁西館)」を2回に分け、お送りします。
本日は最終回「6.環境対応型材料の登録番号」から「9.おわりに」をお送りします。
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6.環境対応型材料の登録番号
静岡県庁西館外壁打放しコンクリート若返りシステム(吉田工法)のフローチャートに基づいてその工程順に使用される材料の自主表示番号を図表1に記す。
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7.環境対策と労働安全に対応したリニューアル工事
 地球規模での環境問題の高まるなか、建設業界の環境対応は発生する廃棄物の適正処理から再生と再利用に進化、建設廃材ゼロ、更に環境配慮型工法による環境負荷低減を目指している。
 環境汚染の防止と働く建設作業者の労働安全の確保は併行して実施されなければならない。その労働安全対策として国際規格であるOHSASの導入を計ることとした。
 1993年3月にISO9001品質マネジメントシステムを登録、次いで2001年5月ISO14001環境マネジメントを加え、工法施工者として最も重要な作業者の無事故、無災害を期して労働安全衛生にトライ、2005年9月OHSAS18001の審査を受け適合となった。以上三つのマネジメントシステムの取得に引き続き、これらを統合マネジメントシステムに移行させ機能的な運用が可能となった。当施工者としての信頼性は環境対応型諸材料と相俟って大幅に向上改善されたといえよう。なお本県庁舎西館は統合マネジメントシステムの運用と環境対応型諸材料「F☆☆☆☆」の採用によって労働安全と環境に対応したリニューアル工事として完工させた。
8.免震化工事後の修復
 本リニューアル工事のうち免震化工事に拘わる打放しコンクリートは一階柱型打放しコンクリートの破損は著しく、原状回復が課題の一つであった。身近に接するところに位置しているため違和感を与えることのない打放しコンクリートの意匠の修復に重点がおかれ復元された。

9.おわりに
 県庁西館の環境対応型リニューアル工事は労働安全衛生と環境問題に密接してリンクしたもので今後の打放しコンクリート建築に求められるリニューアルの指標となる工事であった。
 本工事に供した環境対応型打放しコンクリート若返りシステム(吉田工法)は、1975年に開発されてから施工物件の追跡調査をふまえて幾多の改良を加え今日に至っている。遡ること1989年、静岡県庁舎東館(地下1階、地上18階・12、100㎡)は、本若返りシステム(吉田工法)にて施工した。以降17年余り経過したが補修を要する劣化現象は認められず、打放しコンクリート表層面の維持保全状況は良好でリニューアルの目的として求められるメンテナンスフリーを実現、今日に至っている。安全な作業環境の実現と健康を
むしばむ化学物質を排除した材料で構成された環境対応型システム工法によって、初めて施工者としての責務が果たされると考えている。

 次回は、大作、(株)セメント新聞社発行のコンクリートテクノ 臨時増刊号 美しいコンクリート2006年9月に投稿しました「4−②建築物としてコンクリートを創る技術」を6回に分けご紹介します。お楽しみに!

 さて、この年の重大ニュース、6月20日小泉首相は、イラク南部サマーワで活動する陸上自衛隊の撤収方針を表明し5日後の25日 、 撤収を開始しました。

 それでは次回をお楽しみに!

 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!
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by pikayoshi72 | 2010-01-04 07:00 | ブログ