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第百二十二話「世界を代表する打放しコンクリート作品とその建築家」   ヨーン・ウッソン

 オーストラリア・シドニーに建つオペラハウス、球面を組み込み合わせたような形状は強烈な印象を与え、オーストラリアのシンボルマークとして親しまれる。オーストラリアの世界に誇る代表的な打放しコンクリート建築作品。
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  ヨーン・ウッソンは1918年生まれ、デンマーク・コペンハーゲンの建築家。コペンハーゲンのロイヤル・アカデミーで建築を学ぶ。
 このオペラハウスは、1957年オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の国際コンペに入選したもの。
 当時無名であったヨーン・ウッソンはこの作品で世界の建築界に鮮烈にデビュー。
 1973年着工後14年目でようやく完成。2003年ウッソンは独創的なこのオペラハウスの設計で、シドニー大学から名誉博士号を授与され、同年、建築界最高の栄誉であるプリッカー賞を受賞。名建築家としてその名を世界に残す。
 現在は引退しスペインで悠々自適の生活。
 次回をお楽しみに
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by pikayoshi72 | 2007-11-26 07:25 | ブログ

第百二十一話「世界を代表する打放しコンクリート作品とその建築家」   カルロ・スカルパ

 1906年、ヴェネツィア生まれのイタリア人建築家カルロ・スカルパは、職人の親方の下で長い間見習いを続け建築に対する技術を磨く。彼の建築は打放しコンクリートを素材として用い感性豊かな想像力で個性的な作品に仕立て上げる。
 1972年、イタリアの財閥ブリオン一族の墓地をカルロス・スカルパに任せる。ブリオンヴェガ墓地は、内外共オール打放しコンクリートで構成されカルロス・スカルパの傑作とされる。建物の機能面でも経費面でも全く制限されることなく造られたといわれています。
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 カルロ・スカルパは、1978年来日、仙台にて脳腫瘍のため72歳で死去、ご冥福をお祈りします。
 次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2007-11-19 15:56 | ブログ

第百二十話「世界を代表する打放しコンクリート作品とその建築家」    パオロ・ソレリ

 フランク・ロイド・ライトの設計思想を継ぎ発展させる。「社会的資源を集中、効率よく利用することによって都市スペースをコンパクトにして良好な環境が維持される」との考え、つまり「完全環境都市」アーコロジー、その元祖と言われています。

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 パオロ・ソレリはイタリアの建築家、活動の地はアリゾナ、アメリカ。広大な原野に打放しコンクリートによる都市作り。砂漠との共生をテーマにアリゾナ、アーコサンティに「建築と自然の調和」。30年程前に着工するも未だ彼の計画の数パーセントに過ぎないと言われています。何時完成するのか見当がつきません。
 国内では大阪万国博覧会の頃でした。
 次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2007-11-12 07:20 | ブログ

第百十九話「世界を代表する打放しコンクリート作品とその建築家」  ポール・ルドルフ 

 イェール大学建築芸術学部棟1964年に完成。打放しコンクリートを細かな縦目地とはつり仕上げによる造形美の見事な6階建ての建物。
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 打放しコンクリート表面のはつり仕上げはポール・ルドルフが元祖か。以降、日本国内でも打放しコンクリートはつり仕上げが取り上げられ散見される。
 国内では1966年丹下健三の作品、山梨文化会館の円柱はその代表的なもの。
 この頃ベトナム戦争が本格化し、日本は高度経済成長を続け、アメリカは韓国への経済支援の余裕がなくなり日本に肩代わりを要求。1965年佐藤内閣は日韓国交正常化交渉をはかり韓国と国交を回復した時代でした。
 次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2007-11-05 07:25 | ブログ