「打放しコンクリートと共に」 その41

こんにちはpikayoshi72です。

 今回は「建築技術」増刊1991年4月号、特集:建物の劣化診断と補修改修工法 「コンクリート打放し仕上げの再生技術」を4回に分け、ご紹介します。
 本日はその第2回、打放しコンクリート若返りシステムの工程、1)表面清掃・脆弱層の除去から3)露出鉄筋箇所のはつり・防錆処理までをご紹介します。

1)表面清掃・脆弱層の除去
 コンクリート表面に付着した汚染物や苔などを高圧洗浄(200kgf/㎠)により除去する。鉄筋の錆汁は化学洗浄剤による併用洗浄とする。(写真2.16)
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2)コンクリート強化剤の含浸
 コンクリート乾燥養生後、無機質浸透強化剤を刷毛またはローラーにて400g/㎡を2回に分けて含浸塗布する。風化したコンクリート表層部分を緻密化し、また耐酸性を向上させることにより中性化の進行を防止する。(写真2.17、図2.18)
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3)露出鉄筋箇所のはつり・防錆処理
 鉄筋の腐食が原因となって生じたかぶりコンクリートの剥離・浮き箇所のはつり取り。錆化腐食部分を中心にして腐食鉄筋の裏側に達するよう健全部まで丹念にはつり取る。そしてグラインダー・ワイヤブラシなどを用いて腐食した鉄筋を十分ケレンし防錆剤を塗布する(写真2.18~2.20)
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 次回は「建築技術」増刊1991年4月号、特集:建物の劣化診断と補修改修工法 「コンクリート打放し仕上げの再生技術」の3回目、4)エラスティックフィラーモルタルによるひび割れ部充填補修から6)木コン穴の補修までをご紹介します。

 さて、この年の重大な出来事として5月23日、活発な火山活動が続く長崎県の雲仙・普賢岳火口に溶岩ドームが出現し、26日には溶岩が斜面を流れる火砕流が頻発、民家に大接近しました。6月3日、東側斜面で大規模な火砕流が発生。警察官や消防団員、取材中の報道関係者が巻き込まれ、死者34名、行方不明者4名、負傷者15名を出す大惨事になってしまいました。

それでは次回をお楽しみに!
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by pikayoshi72 | 2008-10-20 07:31 | ブログ


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