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「打放しコンクリートと共に」 その10

こんにちはpikayoshi72です。

今回は建築保全‘85.1、2月号めんてなんす巷論「打放しコンクリート「の若返り工事」の最終「5.施工上の留意点」、「6.改修工事の概要」および「あとがき」についてご紹介します。

5.施工上の留意点
①剥離箇所及びその恐れのある部分、ひび割れ部は、特にチャック漏れのないように、複数の者による3回の確認を実施した。
②雨天時は勿論、降雨の懸念がある時は、レンガタイル面への二次汚損を考慮して施工しない。
③各天候寺における施工部分の状況確認。

6.改修工事後の経過(写真-3、4参照)
 施工後1年4ヶ月を経過したが、打放しコンクリート及びレンガタイル面とも、何等の問題も生じていない。今回、レンガタイル面にも表面防水固定処理剤を2回塗布したため、若干光沢が出たが、タイルの性質と目地部を考慮すると、結果的に好ましい判断であったと信じている。
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-あとがき-
「吉田工法」の最大の特色は、若返り最終工程にコンクリート表面処理剤NY-7090を含浸塗布することで、無機多孔質のコンクリート表面の毛細管空隙を塞ぎ、透水抵抗の高い緻密な皮膜を造成して、大気汚染や劣化防止に大きな効果を発揮することにある。
昭和42年秋に、皇居新宮殿工事に本件とは別の「打放しコンクリート表面修整吉田工法」が採用されて以来、急速に各方面から注目を頂いた。今後、外壁の改修をご計画の際は、是非とも本「吉田工法」のご検討を賜りたく存じます。参考資料は等は下記宛ご請求下さい。

最後の-あとがき-は少々宣伝めいたものとなっていますが、「吉田工法」が名実共に認知された年となったわけであります。
 次回は、同じく「建築保全」1987年1、2月号ワタレスモルタルの開発・実用化(水不用の既調合モルタル)をご紹介します。

さて、この年は、物騒な事件が頻発した年でもありました「豊田商事事件」、「国鉄同時多発ゲリラ」、「毒入りワイン騒動」そして最後に明るい話題として、阪神ファンに限られましたが「阪神優勝」です。

それでは次回をお楽しみに!
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by pikayoshi72 | 2008-03-17 07:30 | ブログ


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