第百三話「世界を代表する打放しコンクリート作品とその建築家」    フェリックス・キャンデラ

 1910年スペイン・マドリードに生まれる。マドリード建築学校で建築を学ぶ。その傍らスポーツにも万能でスキー・三段跳びや走り幅跳びなどで国内チャンピオン、しかも自らが率いるラグビー・チームも優勝するなど文武両面にたけた建築家。若かりし頃のボクサー安藤忠雄を想起させますね。
 1939年のスペイン内戦でメキシコに亡命。1953年の作品イグラシア・デ・ヴィルヘン・ミラグローサ教会は、キャンデラが1950年設立した会社による最初の設計施工の打放しコンクリートによる第1作。
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 この教会によって一躍建築家(デザイナー)として建築界の注目を浴びる。同年メキシコ国立大学教授に就任。1965年アメリカ・コンクリート協会よりアルフレッド・E・リンドー賞受賞、翌年アメリカ・ヴァージニア大学教授に、以降コーネル大学・イリノイ大学やイギリス・リード大学など多くの大学で教鞭を執る。
 1980年フランス建築アカデミーよりゴールド・メダル、翌年スペイン建築家審査会よりゴールド・メダルを受賞するなど、その活躍ぶりは枚挙にいとまがない。1971年米国に移住するもキャンデラの作品のほとんどはメキシコにある。
 1997年アメリカ・ノースカロライナで87歳で死去。
 次回お楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2007-07-16 11:16 | ブログ


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