「ほっ」と。キャンペーン

第九十七話「世界を代表する打放しコンクリート作品とその建築家」    ル・コルビュジェ

 近代建築の三大巨匠と呼ばれるル・コルビュジェ。1887年スイスで生まれフランスで活動。意外なことにル・コルビュジェは大学で正規の建築家教育を受けていないとのことです。
 1908年パリへ。鉄筋コンクリート造の先駆者オーギュスト・ペレの事務所に在籍、その2年後ドイツ工作連盟の有力者ペーター・ベーレンスの事務所に転じ、ここで建築を学ぶ。1911年から半年かけて東欧、トルコ、ギリシャ、イタリアを巡る旅へ。一連のこの行動パターンはかの建築家安藤忠雄に何か想起させるものがありますね。
e0030813_7191637.jpg

 1955年竣工のカニの甲羅を形どった独特の形をしたロンシャンの教会。打放しコンクリートの代表作品としても紹介されています。
 一方、松方コレクション返還に際し1959年に建設された東京国立西洋美術館、その基本設計に携わり、実施設計は弟子の前川國男、坂倉準三、吉阪隆正が担当した。いずれの方々も日本に於ける打放しコンクリート建築の草分けとして数多くの作品を残されていることはご存知の通り。
 打放しコンクリートは近年益々身近なものとなって、住宅やブティックまでにも浸透し、心に潤いと安らぎの空間を醸成していますね。
 最後に1965年ル・コルビュジェは、南フランスのカプ・マルタンで水泳中に死去、
78才でした。ご冥福をお祈り致します。
 次回をお楽しみに。
[PR]
by pikayoshi72 | 2007-06-04 07:20 | ブログ


<< 臨時掲載!「建築雑誌」2007... 第九十七話「世界を代表する打放... >>