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第八十六話「打放しコンクリートの日本を代表する作品とその建築家」柳沢孝彦

 1935年長野県松本市に生まれる。1958年東京芸術大学美術学部建築科卒業。同年(株)竹中工務店・設計部へ入社。1981年には竹中工務店東京本店設計部長に。エリート建築家の足跡そのまま具現。作品はことごとく受賞に輝く。中でも打放しコンクリート作品の一つ“真鶴町立中川一政美術館”神奈川県西部真鶴半島の自然公園内に建つ町立の小美術館。
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 敷地が尾根道に沿った細長い傾斜地。打放しコンクリートに硫化銅板葺きの小さなヴォールト状屋根を架けた2階建て。展示室棟を2列に並列し、連続させたもの。本作品は1990年第15回「吉田五十八賞」、1992年に第33回「BCS賞」を受賞。1994年には同じく打放しコンクリートによる“郡山市立美術館”にて第35回「BCS賞」を、翌年これら一連の美術館・記念館の建築設計にて第51回「日本芸術院賞(第一部・美術)」を受賞するなど多彩。平成に入り日本建築界に於いて数々の審査委員を歴任。建築家“柳澤孝彦”は母校東京芸大を始めとし、東工大建築学科、建設省建築大学校と法政大学建築学科に教鞭を執る。ますますのご活躍が期待されます。
 次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2007-03-12 07:16 | ブログ


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