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第八十四話「打放しコンクリートの日本を代表する作品とその建築家」安藤忠雄-その9

 六甲の集合住宅Ⅱ、1993年の打放しコンクリートの代表作品、六甲山の南側、60度の傾斜地に建つ。第七十九話でご紹介した作品の集合住宅に次ぐ第2弾、その隣接の地に。周囲の自然に溶けこんだ生活空間と居住者のコミュニケーションを意識した新しい関係の醸成。
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 その根本思想は自然との共存、そして歴史を伝えつつ現代的な手法や素材で和を具現した打放しコンクリート建築。その原点「住吉の長屋」デビュー作でありながら日本の伝統美に春夏秋冬を取り入れたものとされています。建築家“安藤忠雄”の切れることのない打放しコンクリート建築に多彩な分野に新境地を問う。
 この年日本芸術院賞を受賞、イギリス王室英国建築家協会(RIBA)名誉会員に推挙される。延々と続く建築家“安藤忠雄”の打放しコンクリート著名作品。ここで一息入れます。
 時同じくして世情は、衆議院総選挙で自民党が大敗を喫し、当時の宮沢内閣は総辞職。日本新党の細川護煕を首相とした連立内閣が登場、騒然とした政治情勢に加えゼネコン汚職や佐川急便など金銭にまみれたゆゆしい時代でした。何か最近の出来事とよく似ていますね。
次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2007-02-26 07:16 | ブログ


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