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第六十五話 「打放しコンクリートの日本を代表する作品とその建築家」 六角鬼丈

 日本が太平洋戦争に突入した1941年、六角先生は東京でご生誕。東京芸術大学美術学部建築科を卒業後、磯崎新アトリエに入社、その四年後(株)六角鬼丈計画工房を立ちあげ、設計活動を開始しました。中でも1979年第四回吉田五十八賞を受賞した作品「雑創の森学園」は打放しコンクリートとガラスを主体とした建築でそれぞれの建物には、ガラスのピラミッドを持ち、しかもその上には風見鶏と風車が載せられたといったもの。
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 作品が奏でる“動く彫刻”は施設全体にリズム感を生み出し、その彫刻は建築と調和した傑作とされています。六角先生は、1991年に東京芸術大学教授に2000年には中国清華大学美術学院客員教授に就任されました。教鞭をとる傍ら日本建築学会賞を始めとして数々の賞に輝く作品を世に送り出しました。
  ますますのご活躍を!
次回をお楽しみに。
by pikayoshi72 | 2006-10-09 12:09 | ブログ


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