第六十四話 「打放しコンクリートの日本を代表する作品とその建築家」伊東豊雄

 伊東先生は1965年東京大学工学部建築学科を卒業後、翌年から1969年まで菊竹清訓建築設計事務所に在籍され、1971年には建築設計事務所「(株)アーバンロボット」を設立、その後事務所名を現在の「(株)伊東豊雄建築設計事務所」に改称し代表取締役に就任されました。
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 1976年打放しコンクリートによる住宅「中野本町の家」を設計、当作品は初期の代表作ともいわれており、その設計思想はU字型プランの中央に軸線を縦に通すという観念的志向と軸線を通さず緩やかに回りこんでいく壁面の美しさを求めようとする感性の志向との対立の末、後者をとり設計されました。
「中野本町の家」は後に日本を代表する打放しコンクリート住宅作品として選ばれました。
 以後、1984年第3回日本建築学会協会新人賞受賞を皮切りに主な受賞だけでも十指に余る見事な実績、しかも海外ではブルガリア・ソフィア・トリエンナーレグランプリ受賞を皮切りに、2000年には国際建築アカデミー(IAA)アカデミアン賞受賞、アメリカ芸術文化アカデミーアーノルドWブルーナー賞受賞など建築家伊東先生の偉業は止まるところなし。
 ますますのご活躍を!
 次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2006-10-02 07:21 | ブログ


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