第四十九話「打放しコンクリートの日本を代表する作品とその建築家」 芦原義信

 打放しコンクリートによる中央公論ビルディングがデビュー作品、しかも日本建築学会賞を受賞、デビュー作品でいきなり学会賞とは驚きですね。
1956年、芦原義信建築設計研究所を設立し、その傍ら東大、武蔵野美大、法政大学の教授を歴任、
日本建築学会会長まで務めるなど建築界の偉才。
 芦原先生は高度成長下、町並をこわし山を削り川を埋めことによる景観破壊の現実に対し建築計画と都市計画の両側面から人間優先の環境を考えるといったことを根底に活動されたとのこと。
著名な打放しコンクリート建築作品には1963年香川県立図書館、1964年駒澤体育館などがあります。
e0030813_7285984.jpg

特に1967年の武蔵野美術大学校舎は名建築として、良く知られた打放しコンクリート作品です。
e0030813_7291331.jpg

 その他、打放しコンクリート以外にも多数の名建築を残され、数々の賞を受けられたとのこと。
 著書も建築と同様、出版文化賞などを受賞されるなど、1956年のスタートから2003年9月に至る活動は目覚ましく晩年には文化勲章を受賞されましたが、2003年9月、85才で逝去されました。
ご冥福をお祈りします。
 次回をお楽しみに。
[PR]
by pikayoshi72 | 2006-06-19 07:30 | ブログ


<< 第五十話 「打放しコンクリート... 第四十八話 「打放しコンクリー... >>