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第四十五話 「打放しコンクリートの日本を代表する作品とその建築家」 今井 兼次

 建築家今井兼次。
戦後、キリスト教信者となる。
今井先生の打放しコンクリート建築代表作の一つ、日本二十六聖人記念堂。
キリシタン禁制の江戸時代、長崎市・西坂で処刑された二十六の殉教者を記念する聖堂と資料館。(1962年)
その作品は30年來傾倒して来たアントニオ・ガウディの信仰的創造精神にあるといわれています。
 今井先生の師とあがめるアントニオ・ガウディ、余りにも有名で知らない人はない位だと思いますが、かの未完の建築、サグラダ・ファミリア聖堂、ご存じですね。
アントニオ・ガウディの最高傑作“聖家族聖堂”ともいわれていますが、実はこのサグラダ・ファミリア聖堂の最初の建築家はガウディではなく、彼の師匠であるファン・マルトレイ。
その師匠に推挙されてアントニオ・ガウディは、1883年から1926年の43年間、この作品の制作にかかったそうです。
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余談になってしまいましたが、サグラダ・ファミリア聖堂の生い立ち、実は私も知りませんでした。
今井先生の作品は、傾倒して来たアントニオ・ガウディの信仰的創造精神を継承、祈りの造形に徹しこの日本二十六聖人記念堂はその最たるものだそうです。
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 打放しコンクリートとフェニックス(エジプトの伝統的な霊鳥)・モザイクを外壁に使用し宗教的のものを醸し出した作品。
今井先生は92歳でご逝去、ご冥福をお祈りいたします。
次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2006-05-22 07:28 | ブログ


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