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第三十五話 「打放しコンクリートの日本を代表する作品とその建築家」前川國男(2)

引き続き打放しコンクリート建築に寄せる偉大な建築家前川國男先生。
出来ればその取組の一端を少しでも分かればと思って、凡夫の範疇で探ってみました。
必ずしも打放しコンクリート建築に限ったこととは思いませんが、基本的な要素はあるかと。
 頃は1960年代「環境に溶け込む建築を作り出すこと」つまり自然との調和、それには「技術を駆使して、近代建築に人間的暖かみ、芸術的感銘、新しい意味で記念的な感覚を生み出す」、この思想があって、かの荒々しくも美しい打放しコンクリートが生まれたのか?
一方、合理性に踏み込んで、「建築は一定の目的に奉仕すべき空間を形成する殻の様なもので、建築の近代化の過程は、壁の厚さや柱の占める面積、天井裏の面積などの無駄を省く」、そして基本的モティーフは大勢の人間が楽しく、そこに集い、機能的でありながら人間的なもの(松隅 洋)だそうです。
 凡夫には繰り返し読んでしても、どうも真意が理解できたかどうか甚だ心もとないか!
打放しコンクリート建築に寄せる思索の一こま、その上で打放しコンクリート作品を見れば少しは深みのある見方が出来るかなあ?と、思った次第。
たまには香り高い建築文化の知的流れの一端を味わうことも大切。
その打放しコンクリート代表作の一つ京都会館。
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芸術的感銘、記念的感覚が醸し出され心に残る、こんな強いインパクトを受けますね。
エ!“スケッチからそんなこと感じない”と、下手ですいません。
打放しコンクリートの先駆者、前川國男先生の打放しコンクリート作品に対するひとこまを凡夫なりに一端を感じた次第。
如何でしたでしょうか。
次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2006-03-13 07:33 | ブログ


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