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第三十一話 「打放しコンクリートの日本を代表する作品とその建築家」

 アントニン・レーモンド、何度か話題にのぼりましたね。
ところで1924年から2000年までを20世紀と区切って、20世紀を代表する日本の建築家と181作品を時系列でご紹介します。
但し、分かる範囲ですので、誤っていましたら教えて下さい。
 冒頭アントニン・レーモンドが登場した訳は、1924年の作「霊南坂の家」が年代順にするとどうしても最初に出てきてしまうんです。
それだけではありません、アメリカ人ですが活動拠点を日本において立派な作品を国内に残したこと。
打放しコンクリートの先駆者として評価してあげなくては、と言う多くの建築関係者のお考えの結果ではないでしょうか。
早速少しずつ作品名、年代など、資料を元に下手なスケッチ?を入れてご紹介。
霊南坂の家は既にご紹介ずみですので省きます。
そこでリーダースダイジェスト東京支社、1951年の作品。
昭和26年55年前、戦後の日本、廃墟と化した国土!
食べもの、着るもの、住むところ、すべてが欠乏、新刊本なぞ夢の夢。
やっと立ち直って復興へのきざしが見え始めた頃、住む家は木造のバラック、当時1000円バラックとも言っていましたよ。
まだ進駐軍による統治の時代です。
突如現れた打放しコンクリートとガラスのモダンな二階建て。
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リーダースダイジェスト(月刊雑誌)。
その紙質に驚き、世界の時事話題にドキモを抜かれましたよ。
地方では部数が少なく早い者勝ち、書店に並んで買ったものです。
その日本での本拠、リーダースダイジェスト東京支社。
打放しコンクリート建築が未だ知られざる時代のこと、建築家は畏敬の眼差しで。
所は東京・竹橋・内堀り通り、今は解体されてなくなったそうです。
次回のアントニン・レーモンド(2)をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2006-02-13 07:33 | ブログ


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