第二十七話コンクリートこぼれ話「打放しコンクリートの流れ(その1)」

 ゴシック建築の代表作ノートルダム教会、
TVに映画にそして名称まで昔からよく使われ耳にしたものです。
その教会が20世紀最初の打放しコンクリート建築で、世界の建築作品のトップとされているだけでなく建築の美術様式とされるなど、歴史上現代にまでその名を留める由緒ある教会であることです。
忘れていました、作った人はフランス人のオギュースト・ペレ。
場所はパリ郊外のル・ランシーで1923年に建築されました。
 この建築家オギュースト・ペレは、前にもお話した様に石造建築からコンクリート建築に、しかもコンクリート建築を芸術作品にまでもっていった功績は素晴らしいことですね。
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オギュースト・ペレは1874年生まれで1954年に他界、その鬼才は閉じてしまいました。がオギュースト・ペレは立派な弟子を育てていました。
その名はよく知られているル・コルビュジェ。(スイス人建築家)
弟子のル・コルビュジェは、ペレの技法を身につけ、それを受け継いだ建築家といわれています。
そのスタンスは打放しコンクリートの表面にコンクリート素材のもつ荒々しさを表現しつつ、それをそのまま芸術の域まで引き上げ、ホットな打放しコンクリートを造形、石造りの代用品でなく、今までの建築様式に新たな分野を開いたといえるのではないでしょうか。
 堅苦しいお話になってしまいましたが、打放しコンクリートを知る上で大事なことと思いましたので。
書き遅れましたが、ノートルダム教会の正しい名称は、「ノートル・ダム・デュ・ランシー教会」
次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2006-01-16 07:40 | ブログ


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