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第二十五話 コンクリートこぼれ話 「コンクリートの生誕」

 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年からの異常な寒波でお身体にお変わりありませんか。
今年は日頃考えてもみなかったコンクリートの生誕あれこれを探ってみます。
何故かって! 賢人は歴史に学ぶと言うではありませんか。
その賢人とはどんな人を指すのかって!そうです、聖人に次いで 徳の高い人です。
言うまでもなく私ではありません。
たまに新聞紙上で目にはしていたが知らなかった、でしたかなあ?
では、早速コンクリートの基、ポルトランドセメントについて、
一体誰が発明したのか興味そそるところですね。
さて、それはイギリス人のアスプジンと言う人です。
ポルトランドセメントの製造方法を考案して、その特許を取ったそうです。
驚くなかれ今を去る182年前(1824年)のことです。
それにしても182年前にイギリスでは既に特許制度があったとは、知りませんでしたよ。 
 一方、176年前(1830年) 蒸気機関車が実用化、リバプールからマンチェスター間に営業鉄道が走った。
こんなことを思えば当然か?
ところで東海道線の全線開通は117年前(1889年)、イギリスより遅れること59年差がついてましたね。              
さて、ポルトランドセメントの特許取得から43年後の1867年にフランスのジョセフ・モニエという建築・造園家が、モルタルの中に針金を網状に入れて、薄くて丈夫な植木鉢を作ったのが鉄筋コンクリートの始まりだそうです。
鉄筋コンクリートの先祖が植木鉢とは想像出来ませんね。
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          植木鉢・鉄筋コンクリート想像図
この植木鉢鉄筋コンクリート、今日の様に実用化されるまでに25年の歳月がかかりました。
つまり、当時はまだ工場などで鉄筋が作られていなかったためだそうです。
 その後1892年補強用の鉄筋が初めて製造され、時を同じくしてフランス人の技術者アンネビグという人が、鉄筋コンクリート梁の特許を取り、本格的な鉄筋コンクリート建築が始まったそうです。
今をさかのぼること114年前、コンクリートとそれを補う鉄筋そして技術者アンネビグの登場、
三拍子揃ってのコンクリート建築の幕開け。
20世紀と歩調を合わせてのスタートでした。
 ご存知でしたか。
必要にせまられなかったから気にもしなかった、ところが本音ですよね。
 次回をお楽しみに。
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by pikayoshi72 | 2006-01-02 07:33 | ブログ


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