「打放しコンクリートと共に」 その(126)

 本日紹介します内容は2011年1月17日発行の建築技術2月号、テクニカルビューで紹介されました「建造物への落書き・貼り紙抑制防止工法・CDFシステム」を2回に分けお送りします。
今回はその第1回、【はじめに】から【落書き・貼り紙対策の現状】までをご紹介します。
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【はじめに】
 ニチエー吉田(株)、JR東日本は、繰り返し行われる落書き、貼り紙抑制防止工法を共同開発した。繁華街を中心とした建築外壁、歩道側壁、鉄道の架道橋、地下道や公衆便所などの建造物に落書き・貼り紙の被害が多発常態化している。
しかも繰り返し行われる建造物への落書き、貼り紙は景観を損なうだけでなく、地域社会の生活環境の汚染や悪化を招き、建造物の資産価値低減につながるなど大きな社会問題となっている。
現状は、これらの落書きを消去するには、一般的に落書きの上に塗料を塗布して隠蔽したり、シンナーなど溶剤によって消去することが行われているが、これらのために多大な労力と経費が費やされている。
一方、貼り紙は強固な糊によって貼り付けられているため、貼り紙除去後も糊跡の完全な除去は困難で放置されているが現状である。
このような状況を背景にして、落書き・貼り紙をしない、させないための事前防止対策を主体に、再度の落書き・貼り紙を躊躇断念させ、弾き残存した落書き塗材や貼り紙の糊跡を容易に消去、除去が出来ることを目的に開発されたものである。

【落書き・貼り紙対策の現状】
 建造物表面の落書きの多くは、手の届く範囲に書かれていることが多い。人目に晒されることのない深夜に短時間で行われ、貼り紙についても強固な付着力を持つ糊を使用し容易に剥がすことが出来ないものが多い。従来から地方自治体主導による消去・除去作業は周辺住民、塗料メーカーやボランティア団体の奉仕活動などによって消去・除去作業が行われているが、落書き消去作業の殆どは塗装作業によるもので、その負担と消去に要する多量の塗料などの消去・除去作業は厳しい経済情勢と相まって、対応が困難になりつつあるのが現状である。
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 次回は、建築技術2011年2月号テクニカルビュー、「建造物への落書き・貼り紙抑制防止工法・CDFシステム」の最終回、【CDFシステムの概要】から【おわりに】をご紹介します。

  1965年2月7日、アメリカ合衆国はベトナム解放戦線の攻撃を受け85人の米兵が死傷したのに対し、ジョンソン米大統領は報復命令発令、米軍機が北緯17度の停戦ラインを越え北ベトナム領内への爆撃(北爆)を決行しました。ついにベトナム戦争の始まりです!

 それでは次回をお楽しみに!

 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!
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by pikayoshi72 | 2011-02-07 08:01 | ブログ


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