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「打放しコンクリートと共に」 その(115)

 こんにちはpikayoshi72です。

 今回は、月刊建築仕上技術2008年7月号特集:外壁汚れ防止材料の新たな展開、「打放しコンクリートの落書き・貼り紙対策システムについて」を読み切りで、ご紹介します。
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1.はじめに
 落書きや貼り紙は世界各国の都市建造物に蔓延し、国内においても繁華街、公園や道路擁壁など至るところに書かれ、美観を損ない周辺環境を悪化させるなど社会問題となっている。
 これらに対応した落書き・貼り紙対策が講じられているが、今日に至るも効果的な抑制防止策や対応機能を有した手法は未だ実用化の域に達せず、市民運動やボランティアの奉仕活動による塗装作業で凌いでいるのが現状だといわれている。
 打放しコンクリートに於いても落書き・貼り紙による被害は増加の傾向にある。
 躯体表面が仕上げである打放しコンクリートにあっては、その表面をラッカースプレーや油性マジック等で書かれた落書きや強固な糊による貼り紙などの消去、除去はその方法によって著しく打放しコンクリート表面を損ない原状回復が困難となる。
 この様なことを背景として開発された落書き・貼り紙対策システム「CDFシステム」について述べる。

2.落書き・貼り紙の現状
 打放しコンクリート表面にラッカースプレーや油性マジック等による落書きは、溶剤(シンナー)などによって消去する方法と全面塗装が一般的に行われている。
 落書き消去に使用される溶剤や消去剤は、落書きに直接塗布し溶解させて消去するが、打放しコンクリート表面に塗布された溶剤の一部は表面より内部へ浸透し、落書き・貼り紙除去跡を如実に示す染みが発生する。しかも除去に要する溶剤の量によって痕跡は拡大することが多い。
 一方、貼り紙は付着力の強い糊を使用しているため容易に剥がし取ることが出来ず、剥がしても貼り紙の一部と糊は打放しコンクリート表面に残存し、原状回復は不可能となっているのが現状である。

3.CDFシステムの構成
 打放しコンクリート表面を対象としたシステムの構成は図-1の通りである。
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4.システムの概要
 新設打放しコンクリートでは躯体保護並びに防水を目的とした塗膜材を下地層とし、落書きされ難い表面形成を目的としたNY-3000S撥水型防止層から構成される。落書き・貼り紙に対する防止層を形成し、ペンキやスプレーなどの落書きと貼り紙に使用される糊の浸透・固着を抑制し落書き・貼り紙されにくい表面を形成する。落書きされても専用除去剤で簡単に消去でき、貼り紙も手で容易に剥がすことが出来る。(図2左側参照)
 又、経年劣化した打放しコンクリートの表面は部位によって、表層のセメント成分が風化しポーラスな祖面を呈し、防水性能の喪失は勿論のこと吸水性の高いコンクリートと化しているなど、多様な表面を形成しているため、表面劣化状況に応じた不陸調整を施す。(図2右側参照)
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5.システムの効果
 本システムは落書き・貼り紙の反復消去・除去性に優れているため、落書きを何度されても簡単に消去出来、繰り返し貼り紙されても容易に剥がすことが可能で、しかも打放しコンクリートに求められる表面に残存する痕跡が皆無であることにある。この結果、落書き・貼り紙は激減し消去除去に要する大幅なコスト節減が図られる。さらに本システム施工面に落書き・貼り紙をされても意匠性・耐候性を損なうことなく消去・除去出来る機能を有したのが本システムの特長である。
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6.おわりに
 意匠性を著しく阻害する打放しコンクリート表面の落書き・貼り紙は本システムの採用により、消去・除去方法に留まらず、抑制効果まで及び懸案とされてきた課題に一筋の光明を与えるものである。一部ではあるが本システム施工後の追跡調査結果、繰り返しの落書きは激減し貼り紙されにくい表面は、強固な糊による貼り紙も容易に手で剥がすことで、その効果が確認されている。本システムの両立した機能による打放しコンクリート表面への落書き・貼り紙防止抑制効果は、顕著で課題に対応したものである。繰り返しの消去・除去にあっても機能の低下は少なく、打放しコンクリートの意匠性の回復と美観の保護に十分耐えうるものである。
 本システムの実用化によって、打放しコンクリートの意匠性を損なう落書き・貼り紙による残存消去不可能な痕跡は解決されたといえる。
 その他、打放しコンクリートに限定されず、市街地に立地する建築物、道路擁壁や鉄道架道橋などにも十分に貢献できることを付記したい。

 次回は、月刊リフォーム2008年8月号、特集:省エネルギーの先端技術を探る、「次世代省エネを具備したリニューアルシステム工法、打放しコンクリートEcoシステム」をお送りします。
お楽しみに!

 さて、この年の重大ニュース、第28回北京オリンピックが8月8日から24日まで行われました。

 それでは次回をお楽しみに!

 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!

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by pikayoshi72 | 2010-03-22 07:15 | ブログ


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