「打放しコンクリートと共に」 その(111)

 こんにちはpikayoshi72です。

 今回は、光アライアンス2007年7月号製品技術紹介「ノンクリート打放しボード・外装用断熱タイプ光触媒仕上げ」を2回に分けご紹介します。
本日は「1.はじめに」、「2.ヒートアイランド対策」をお送りします。
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1.はじめに
 打放しコンクリート仕上げは、歴史的な建造物に広く採用されている。その背景はコンクリート自体が持つ素材としての重厚感と簡素な造形の美しさが卓越していることにある。
 こうした素朴な仕上げにもかかわらず打放しコンクリート建築の施工においては、万全の施工管理と細心の注意を払ってしても、不具合の発生は避けられないのが実情である。
 このような観点から、打放しコンクリート表層面の仕上がりは意匠性や耐久性に関して極めて重要な部分といえる。
 このようなことを背景に、新築時の脱型直後の表層面に生じた不具合と劣化外力を直接受け、劣化進行の起点となる汚染物の付着に注目し、打放しコンクリート表層面の不具合と経年劣化に対応した補修・再生の技術工法を開発した。
 これらの不具合対応工法や経年劣化により発生した不具合に対して行われる補修・再生工法を応用し、窯業系のサイディングボードに導入開発されたものが『ノンクリート打放しボード』である。
 ノンクリート打放しボードは内装・外装の建材(化粧材)として構成され、Pコンと呼ばれる穴がリアルに再現してある。
 用途としては、今まで高価で技術的にも困難とされる打放しコンクリートに替り、一般店舗の内装やモデルルーム、木造や鉄骨造など比較的小規模な打放しコンクリート意匠の内外壁として利用されている。

2.ヒートアイランド対策
 近年の都市では中心部の地上気温が周辺部より高くなるヒートアイランド現象という社会問題も深刻化しつつある。
 その対策としては、車の排気ガスの排出抑制、工場で発生する排熱の回収、住宅建設における断熱材や、太陽エネルギーの採用などの人工排熱の低減化と、緑地の倍増、道路の沿道の緑化、多自然型河川の造成、雨水の涵養と湧水の安定管理など都市における緑や水辺の保全があげられる。
 一般的な建物においては省エネ目的で断熱材が使用される。その多くは外壁の内側に断熱層を設ける内断熱工法がほとんどである。
 内断熱は断熱材側の躯体温度が外気温と同じになり躯体内に高湿度あるいは結露状態ができやすく、湿度90%以上ではカビを発生させ、カビを餌とするダニの繁殖にもつながるなど問題がある。
 一方外断熱工法は、躯体内高湿化、結露発生の防止に有効的で、冷暖房効率も効果的で、太陽光の吸収による蓄熱作用の遮断による、温度上昇を抑制する効率的な工法である。
 このようなことを背景として、ノンクリート打放しボードに外断熱化させるため開発されたものが、NY-ヒートカットである。
 通常外壁の仕上げに採用される塗材は、熱作用の高い近赤外線を吸収する性質があるため温度上昇が大きい。NY-ヒートカットは塗料中に配合された特殊熱反射顔料や特殊セラミック(シラスなど)が、熱作用の高い近赤外線を効率よく反射・散乱し、太陽熱の吸収を防ぎ、また、塗膜にいったん吸収された熱を特殊セラミックの働きにより熱放射する。これらの複合作用により、高い遮熱性能を実現している。(図1参照)
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NY-ヒートカットの特長は、コンクリート素材感を表現し、打放しコンクリート意匠を具現させる特殊断熱塗料で、この開発によってノンクリート打放しボード外装用外断熱タイプが実現したものである。

 次回は、光アライアンス2007年7月号製品技術紹介「ノンクリート打放しボード・外装用断熱タイプ光触媒仕上げ」の最終回をお送りします。
お楽しみに!

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 それでは次回をお楽しみに!

 打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!

 
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by pikayoshi72 | 2010-02-22 07:00 | ブログ


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