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「打放しコンクリートと共に」 その(98)

 こんにちはpikayoshi72です。

 今回は、光アライアンス2005年3月号製品技術紹介「ノンクリート打放しボード外装用断熱タイプ」の最終回「4.ノンクリート打放しボード外装用断熱タイプ」、「5.まとめ」をご紹介します。

4.ノンクリート打放しボード外装用断熱タイプ
 太陽光線は、大きく3つにわけて、紫外線、可視光線、赤外線がある。
 このうち、紫外線の波長は約200nm〜380nm、可視光線が380nm〜760nm、最も長い赤外線が760nm以上で、可視光線は地上に光を、赤外線は熱を送っている。
 通常の仕上げに使用される塗材は、熱作用の高い近赤外線を吸収するため温度上昇が大きい。熱を反射する塗材として、遮熱塗料がある。その多くは屋根に使用され塗料中に配合された特殊熱反射顔料や特殊セラミック(シラスなど)が、熱作用の高い近赤外線を効率よく反射・散乱し、太陽熱の吸収を防ぎ、また、塗膜にいったん吸収された熱を特殊セラミックの働きにより熱放射する。これらの複合作用により、高い遮熱性能を実現している。
 これらの性状を保持しつつ、打放しコンクリート表層面の意匠性と耐久性を具現し、かつ、外断熱機能を付与させるものを目的として開発されたものが、NY−ヒートカットである。
 新開発の断熱塗料NY−ヒートカットは、打放しコンクリート意匠を具現させコンクリート素材感を表現する断熱塗料で、今まで実用化は不可能とされていた。NY−ヒートカットの開発によってノンクリート打放しボード外装用外断熱タイプが実現したものである。
 図3はボードの断熱作用を比較実験したもので、室内ランプにて一定時間照射したボードの裏面温度を測定した。結果が示すように、従来品は15分で70.4℃に達したのに対し断熱タイプは57.4℃で、13.0℃の温度抑制差がみられる。
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5.まとめ
深刻化する都市環境の悪化に対応した諸材料の開発は多様化しつつある。特にヒートアイランド現象に対応した建築材料は、ますます進化を促していくであろう。
 ノンクリート打放しボード断熱タイプは表層面が打放しという独特の外壁建材で、打放しをより身近なものとし、しかも、環境対応機能を付与した外断熱という新しい技術を付加し実用化させたところに、外壁材としての特異性がある。
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次回は、建築仕上技術2005年8月号 特集:環境最重視の時代を担う湿式建材、「打放しコンクリート意匠ボードに塗材で断熱性・低汚染性を付与」をお送りします。

さて、この年の重大ニュース、12月22日、厚生労働省が2005年人口動態統計の年間推計を発表しました。結果、1899年の統計開始以来初めて人口自然減という結果に!

それでは次回をお楽しみに!

打放しコンクリートについてもう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!
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by pikayoshi72 | 2009-11-23 09:07 | ブログ


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